HWDT Exhibition 彫刻専攻領域助手展

本日から彫刻専攻領域の助手、元助手による展覧会が東京造形大学内ZOKEIギャラリーにて行われます。

今回は現在助手をやっている3名と去年、一昨年まで助手だった3名が展示をします。

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Exhibition HWDT vol.1
―在るという事について―

 この展覧会は彫刻科助手が中心となり、現代社会における「在るもの」の意義について、「彫刻」という立体芸術を通して探求する試みである。
 第1回となる今回は同じ学生時代を過ごし、前期・前々期に助手を勤めた3
名と、現助手3名を合わせた計6名の作品により構成される。

 タイトルのHWDTとは、寸法表記方法である高さ[Height]幅[Width]奥行[Depth]と、時間[Time]の頭文字からとったものである。先の3つの要素は空間や立体の大きさを把握するために用いられる。そこに生じる重力・構造・素材といった要素は常に私たちの生活に影響を及ぼす。当然ではあるが、それは美術における「彫刻」と呼ばれる表現媒体においても然りである。私たちはその制作プロセスを通して、素材加工技術の習得以外に日常の中にある物事の成り立ちや状況を立体的・多角的に捉える為の物差しを得る事ができたと確信している。現代の情報化社会に埋没する、「在るもの」について考察する上で、物体として存在する「彫刻」というテーマはプロセスを含め実に効果的なメディアであると考える。
 もう一つ「T」という文字があるが、これは時間を表す[Time]の頭文字である。過去・現在・未来の三様態をもち、常に一方向に進んでいる。
 大学を卒業し、社会に出るという過程の中で私たちが学生時代に手渡された物差しは判断の基準となりつつも、それぞれの経験や過ごして来た時間によって形を変えはじめている。それは、社会の一部として自立した生活を送るという誰にでも訪れる次のステップへ入った事の現れであろう。今というこの時[Time]に、社会生活と彫刻表現[HWD]の両立を選んだ私たちの等身大の姿を紹介すると共に、新たな決意表明の場としてこの展覧会を位置づける。

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宜しくお願いします。
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by zokei-chokoku | 2014-11-17 14:09 | 教員・卒業生の展覧会など | Comments(0)

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