山崎龍一 さん 作品集出版

本学彫刻卒業の山崎龍一さんの作品集が芸術新聞社より出版されました。
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『アート アンド デザインストア』・『農舞台』・全国書店等で発売中ですので、ぜひお買い求めください。

以下 芸術新聞社の紹介文より

「国内はもとより、ドイツ、台湾、韓国など、いま、国外からも注目されている気鋭の彫刻家・山崎龍一(やまざき・りょういち)が、初めてとなる「絵本のように楽しめる」作品集を上梓。白いパーカーをかぶったカワイイ子どもたちの彫刻が、どこか後ろ向きの言葉を連発します。例えば「そんなに見ても何も話しませんから」という言葉は、どこか人を遠ざけているようです。しかし一方、その目は寂しげでもあります。この裏腹な態度を見て、あなたはなにを感じるでしょうか? 」

山崎 龍一さんより
 Culture-bound syndrome(文化依存症候群)という対人恐怖症や摂取障害など社会や文化環境による心の病気をテーマに制作しています。
 この作品たちは、大きめの白いパーカーを頭からすっぽり被ることで、自分以外の者の社会的接触を避ける心の壁を表そうと思いました。ほとんどの作品は、展示空間の中央には置かずに隅っこや柱の影、天井などわかりづらいところに置くことによって内向的な感じを表しています。こっそり鑑賞者をうかがうような視線や仕草は、むしろ人とコミュニケーションをとりたがっているようにも見えます。気になりながらも自分からは近づかない、近づき方が分からないもどかしい姿が可愛らしくもありますが、こちらが近付こうとしてもあと少しの距離で拒絶される感覚にも陥ります。
 この作品を通して現代における人と人との微妙なコミュニケーションの距離感を表現していきたいと思っています。(あとがきより)

吉野祥太郎
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by zokei-chokoku | 2009-10-25 17:33 | 教員・卒業生の展覧会など | Comments(0)

東京造形大学 彫刻専攻のブログ


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